ホームページに常時SSL化(HTTPS)が必須な理由
ホームページの「常時SSL化」、つまり全ページをHTTPS化することは、いまや選択肢ではなく前提条件です。対応していないと、ブラウザに警告が表示されて訪問者が離脱するだけでなく、検索結果での評価にも影響します。
数年前までは「お問い合わせフォームや決済ページだけSSL化する」という運用も見られましたが、主要なブラウザが常時HTTPS化を前提にした表示へと変わったことで、状況は大きく変わりました。トップページから会社概要、ブログ記事の1本に至るまで、サイト全体を暗号化通信に対応させる「常時SSL化」が標準になっています。
本記事では、常時SSL化がなぜ必須とされているのかを、ブラウザ表示・個人情報保護・検索順位という観点から整理し、対応方法や費用感についても解説します。

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常時SSL化(HTTPS)は
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常時SSL化とは?対応していないと何が起こるか
SSL(正確にはその後継規格であるTLS)とは、ブラウザとサーバーの間でやり取りされる通信を暗号化する仕組みです。SSLに対応したホームページのURLは「https://」から始まり、対応していないホームページは「http://」のままになります。「常時SSL化」とは、この暗号化通信をトップページだけでなく、サイト内のすべてのページに適用することを指します。
常時SSL化=サイト内のすべてのページを、暗号化された通信(HTTPS)でご覧いただける状態にすること
常時SSL化に対応していないホームページを訪れると、多くのブラウザではアドレスバーに「保護されていない通信」といった注意表示が出ます。フォームへの入力欄がある場合はさらに強い警告になることもあり、初めて訪れた方に不安を与えてしまいます。「聞いたことのない会社だから」ではなく、「警告が出ているから」という理由だけで離脱されてしまうのは、事業者にとって大きな機会損失です。

常時SSL化が必須とされる理由
常時SSL化が求められる背景には、大きく分けて「訪問者の安心感」「入力される個人情報の保護」「検索エンジンからの評価」「サイトに追加する機能の要件」という4つの観点があります。それぞれ見ていきます。
「保護されていない通信」の警告でユーザーが離脱する
前述の通り、SSL化されていないサイトはブラウザ側で注意表示の対象になります。特にスマートフォンでは表示領域が限られているため、警告に気づいた瞬間にページを閉じてしまう方も少なくありません。せっかく検索や広告からたどり着いた見込み客が、内容を読む前に離脱してしまうのは避けたいところです。

お問い合わせや予約フォームの個人情報を守るため
お問い合わせフォームや予約フォームでは、お名前・電話番号・メールアドレスといった個人情報を入力していただきます。SSL化されていない通信では、これらの情報が第三者に読み取られるリスクが理論上存在します。常時SSL化は、フォームのあるページだけでなく、そこに至るまでの導線すべてを暗号化することで、入力される情報を保護する役割を担います。事業者が個人情報の取り扱いについて定めたプライバシーポリシーを掲げていても、通信自体が暗号化されていなければ片手落ちになってしまいます。

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検索順位(SEO)に影響するため
Googleは、HTTPS対応を検索順位を判断する材料の一つとして扱うと公表しています。常時SSL化だけで順位が決まるわけではありませんが、数ある評価要素の一つである以上、対応していないこと自体が不利に働く可能性は否定できません。初期費用0円・月額7,000円の標準プランの内容を見ていただくとわかる通り、これから新しくホームページを作るのであれば、SSL対応込みで用意されている制作プランを選ぶことで、この観点を最初からクリアしておくことができます。

フォーム・予約システムなど機能を追加する際の要件になっている
外部の予約システムやチャットツール、Googleマップの埋め込みなど、ホームページに機能を追加する際、提供元のサービスがSSL対応済みのサイトであることを前提としているケースが増えています。たとえば飲食店の予約フォームを備えたホームページ作成のように、来店予約やお問い合わせの導線を用意する場合、常時SSL化がされていないと機能自体が正しく動かない、あるいは提供元の規約上利用できないという事態にもなりかねません。

対応が遅れるほど、離脱・機会損失は積み重なります
「保護されていない通信」の
警告は、今日も表示され続けています。
SSL未対応のままでは、検索結果にもユーザーの信頼にも影響します。
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常時SSL化の対応方法と費用感
常時SSL化への対応方法は、大きく3つに分けられます。それぞれ特徴が異なるため、比較して整理しておきましょう。
| 対応方法 | 特徴・注意点 |
|---|---|
| レンタルサーバーの無料SSL | 契約中のサーバー会社が発行する無料の証明書を、管理画面から自分で設定する方法。反映まで時間がかかる場合や、更新忘れによる有効期限切れに注意が必要 |
| 制作会社に別途依頼 | サイト制作とは別に、証明書の取得や設定作業の費用が発生することがある。既存サイトのリダイレクト設定など専門的な作業が必要になる場合も |
| SSL対応込みの制作プラン | 初期費用0円・月額7,000円(税込7,700円)といった月額料金の中にSSL対応が最初から含まれ、追加の証明書費用や設定作業が発生しない |
すでに公開しているホームページを常時SSL化する場合は、URLがhttpからhttpsへ変わるため、リダイレクト設定や内部リンクの見直しなど、リニューアルに近い作業が伴います。一方、これから新しくホームページを作る、あるいは作り直すのであれば、最初からSSL対応が含まれた制作プランを選ぶことで、こうした個別対応の手間や追加費用を避けることができます。
誰に相談すべきか
常時SSL化は、証明書を入れて終わりではなく、その後の運用・保守まで含めて考える必要があります。ドメインの更新や証明書の有効期限管理、サーバーの維持管理まで任せられる制作会社を選んでおくと、公開後に「気づいたら期限が切れていた」という事態を避けやすくなります。nanopicoは運営会社の会社概要にある通り、AI×マーケティング会社としてホームページ制作を手がけており、ドメイン取得からサーバー維持管理、SSL対応まで込みで、公開後の運用もお任せいただける体制を整えています。
相談前に準備しておきたいもの
すでにホームページをお持ちの場合は、現在のURL(http://で始まっているかhttps://で始まっているか)を確認しておくと、相談がスムーズに進みます。これから新しく作る場合は、URLの確認は不要です。なお、業種によってホームページに求められる機能や見せ方は異なるため、業種ごとの格安ホームページ作成ガイドもあわせてご確認いただくと、常時SSL化以外に準備しておきたいポイントも見えてきます。
よくある質問
常時SSL化とは具体的に何をすることですか?
サイト内のすべてのページを、暗号化された通信方式であるHTTPSでご覧いただけるようにすることです。SSL証明書をサーバーに設定し、http://のURLをhttps://へ統一します。
独自でSSL化する場合、どのくらいの費用がかかりますか?
利用しているレンタルサーバーによって無料の証明書が提供されている場合もあれば、証明書の種類によって費用が発生する場合もあります。制作会社に設定を依頼する場合は、別途作業費がかかることもあります。
SSL化していないと、必ず検索順位が下がりますか?
順位はさまざまな要素の組み合わせで決まるため、常時SSL化だけで順位が確定するわけではありません。ただし、Googleが検索順位を判断する材料の一つとして挙げている要素であるため、対応しておくに越したことはありません。
常時SSL化は自分でも設定できますか?
サーバーの管理画面から設定できる場合もありますが、リダイレクト設定や内部リンクの見直しなど専門的な作業も伴います。不安な場合は、ホームページ制作会社に相談することをおすすめします。
公開済みのホームページを、途中から常時SSL化することは可能ですか?
可能です。ただし、URLがhttpからhttpsへ変わるため、内部リンクの修正や各種設定の見直しなど、リニューアルに近い作業が発生します。
常時SSL化の設定にはどのくらいの期間がかかりますか?
サーバーやサイトの規模によって異なります。証明書の発行自体は短時間で完了することが多い一方、既存サイト全体の見直しには一定の時間がかかる場合があります。これから新しく作る場合は、制作段階から対応しておくことで、この見直しの手間自体が発生しません。
まとめ
- 常時SSL化は、ブラウザの警告表示を防ぎ、訪問者の離脱を防ぐための前提条件になっている
- お問い合わせフォームなどでやり取りする個人情報を守るためにも欠かせない
- Googleが検索順位の判断材料の一つに挙げている要素でもある
- 対応方法は、レンタルサーバーの無料SSL・制作会社への依頼・SSL込みの制作プランなど複数ある
- 費用や手間を抑えたい場合は、SSL対応が標準で含まれる制作プランを選ぶのも一つの方法
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